嘘のウイルス感染で個人情報・金銭を
騙し取る手口に要注意!

インターネットで調べ物をしているときに、急に警告画面が出てびっくりした経験がある方も多いのではないでしょうか。もしかしたら、その警告画面は詐欺の手口かもしれません。
今回ご紹介する事例は、突然表示された警告画面の指示に従ったところ、詐欺に遭いかけた、という事例です。
なぜ、このような事例が起きてしまったのか、原因からトラブルに巻き込まれないための対処方法について解説していきます。

ウイルス感染は嘘!?
偽サポートセンターへの情報流出

Aさんは、保育士として働いている30代の女性です。インターネットはスマートフォンでアクセスすることが多く、PCは自宅にあるものの、毎月保護者向けに作成するお便りを作成することぐらいにしか利用していません。そのため、PC上で使うアプリは最低限のものしか入れておらず、セキュリティソフトも導入していませんでした。
ある日、インターネット上でお便りのかわいいデザイン例を検索し、参考画像などを閲覧していると、突然ブラウザの画面上に「このパソコンはウイルスに感染しました!すぐにサポートセンターへ連絡してください!」という警告が表示されました。その警告の下にはサポートセンターの電話番号も載っていたそうです。驚いたAさんは、「仕事上の書類や友人との写真もPCに入っているから、ウイルスに感染したらデータが危ない!」と考え、すぐにサポートセンターへ連絡しました。

電話をかけるとオペレーターにつながり、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。こちらから遠隔操作で対応しますので、遠隔操作ソフトをダウンロードして、インストールしてください。」と、カタコトの日本語で伝えられました。少し不思議に思いましたが、Aさんは指示された遠隔操作ソフトをダウンロードし、自らのPCにインストールします。

インストールしたことを伝えると、オペレーターからウイルス除去の作業を開始する旨を伝えられ、実際に遠隔操作ソフトを通じて、何らかの操作を始めたそうです。