人気コンテンツを餌にする
フィッシングサイトの危険性!

近年、インターネットを使った動画配信サービスを利用されている方は、多いのではないでしょうか。有料の動画配信サービスだけでなく、無料で利用できる動画配信サービスも存在します。しかし、個人情報を窃取するフィッシングサイトには注意しなければなりません。

今回ご紹介する事例は、無料の動画配信サービスに登録したところ、メールアドレスやログインパスワードを盗まれてしまったという事例です。
なぜ、このような事例が起きてしまったのか、原因からトラブルに巻き込まれないための対処方法について解説していきます。

大人気イベントが無料で観られる?
偽コンテンツ配信サービスからの情報漏洩とは

Aさんは30代の男性会社員で、スポーツ観戦が趣味です。スポーツ動画配信サービスにも登録・課金しており、休日は自宅でさまざまな競技を視聴して楽しんでいました。

しかし、あるときAさんが登録している配信サービスでは、視聴したかった「世界的に有名な大会」の動画コンテンツが配信されていませんでした。競合にあたる別の公式サービスでは配信されており、Aさんは「せっかくお金を払っているのに、利用しているサービスでは配信してないんだよな…」と不満を持ちます。

そこで、Aさんは「無料で配信しているサイトがあるかもしれない!」と考え、インターネット上で検索してみました。すると、Aさんが視聴したかった大会の動画を無料で配信しているサイトを発見したそうです。

そのサイトは海外の事業者が提供しているようで、日本語訳が不十分な箇所がありました。しかし、サイトのデザインはとても綺麗で、大会の公式ロゴなども掲載されていたことから、Aさんはあまり不審に思わなかったといいます。

サイト内を見ていくと、無料視聴ユーザーになるためには指定の期間内に会員登録をする必要があるとのことでした。「今すぐ登録すれば、無料で視聴できる!」と考えたAさんは「アカウントを作成する」ボタンをクリックしました。
サイトの指示通りメールアドレスとパスワードを入力して認証を済ますと、次にクレジットカード情報の入力画面が表示されたそうです。