写真の背景から居場所を特定!?
その投稿、大丈夫?

最近では、TwitterやInstagramなどのSNSやブログで写真を投稿する人が増えてきました。非常に多くの人が利用していることもあり、深く考えずに写真を投稿している方も多いのではないでしょうか。しかし、写真の投稿から個人情報が特定される危険性があることを意識している方は少ないです。

今回ご紹介する事例は、ネットで写真などを公開していたら、断片的な情報から身元を特定されてしまった、という事例です。なぜ、このような事例が起きてしまったのか、原因からトラブルに巻き込まれないための対処法について解説していきます。

SNSに投稿する写真や内容には要注意!

都内でOLとして働くAさんは、自撮りやおしゃれなカフェでの食事、街中で見つけたかわいい植物などを写真におさめ、頻繁にSNSや自身のブログにアップしていました。最近は自分でかわいくネイルすることにもハマっていて、うまくできたネイルについてもスマホで撮影して、SNSやブログ上にアップしていました。積極的に投稿していると、「かわいい」や「いいね!」と評価してくれる人も増え、それが嬉しくて、より積極的に投稿するようになったそうです。投稿する度に反応してくれるユーザーもいて、SNS上でそういったユーザーとコミュニケーションを取ることも多々ありました。

そんなある日、毎回反応してくれているユーザーBさんから、「雰囲気がかわいくて、美味しいお店があるから一緒に行きませんか?」というお誘いメッセージを受け取りました。情報提供は嬉しく思いましたが、ユーザーBさんのプロフィールをみると、Aさんよりも年上の男性のようで、顔も知らない男性と一緒に行くことには抵抗があり、丁寧にお断りの連絡をしました。

しかし、その後もBさんから連日のようにお誘いのメッセージが来るようになりました。少し怖くなり、無視していると、「ふざけるな、反応しろよ。今度直接文句言いに行くからな!」というメッセージが送られてきました。Aさんは怖いと思いつつも、SNSやブログでは自宅付近の位置情報を含む住所などの個人情報は投稿していないため、身元の特定はできないだろうと思っていました。SNS上ではBさんが自分の投稿を見れないようにし、メッセージを送れないようBさんをブロックしたそうです。