個人情報の悪用とは?意図しない二次利用で起こることや注意点について解説

今や生活に欠かせなくなったインターネットですが、使い方によっては個人情報が悪用されたり、意図しない二次利用でトラブルに発展してしまったりするケースも増えています。
そこで今回は、インターネット上での個人情報の取り扱い方と、実際に起きたインターネット上のトラブルを紹介します。

個人情報の悪用や、意図しない二次利用をされないように気をつけるべきことについても詳しく見ていきましょう。

個人情報の悪用とは?意図しない二次利用について

まずは、個人情報の悪用や二次利用とは何かについて詳しく解説します。
特に、インターネットを頻繁に利用する人はしっかりと把握しておきましょう。

インターネットでのサービス利用時に登録した個人情報を悪用されること

インターネット上での個人情報の悪用や二次利用は、主に「インターネットでのサービス利用時に登録した個人情報」を使用します。

インターネットで買物をする際はもちろんですが、ポイントが獲得できるアンケートや、無料で利用できるアプリなどを利用する際にも個人情報などを入力する機会があります。

具体的な悪用例は「なりすまし詐欺」「クレジットカードの不正使用」などです。また、得た個人情報を二次利用されると、大量の迷惑メールが届くようになる場合も確認されています。

個人情報の悪用・意図しない二次利用で起こること

ここでは、個人情報が悪用されたり二次利用されたりした場合の、具体的な被害事例をご紹介します。

事例1:無料占いサイトの利用で大量の迷惑メールが届いた

「情報サイトの無料占いにアクセスし、生年月日や趣味嗜好を答えると占いの結果が表示された。そのあとで、なぜか大量の迷惑メールが届くようになってしまって困っている。」

これは個人情報が二次利用された可能性が高い事例です。個人の趣味嗜好を集め、ワンクリック詐欺的なメールを大量に送る会社もあるため、注意しましょう。

事例2:個人情報登録後、売り込みや勧誘の電話がかかってきた

「インターネットでのサービス利用時に、個人情報を登録した。数日後、商品の売り込みや勧誘の電話がかかってくるようになった。」

個人情報を入力する際、わかりにくいところや小さな文字で「個人情報は●●社と共有する」と記している場合もあります。そのような場合は、入力した個人情報が知らないうちに二次利用される可能性が高いといえるでしょう。

どのような簡易的なインターネットサイトでも、個人情報を入力する際は共有情報をしっかりと確認しておくことが大切です。

事例3:運営会社になりすましてログイン情報を盗むフィッシング詐欺

「すでに会員になっている会社から「IDがロックされた」というメールが届き、案内のとおりにアカウント情報を入力して再設定を行なった。すると、逆にアクセスができなくなり貯まっていたポイントもゼロになっていた。」

この事例は、メールからの誘導による「フィッシング詐欺」です。フィッシング詐欺とは、運営会社になりすまして、当事者のログインIDなどの個人情報を盗むというもの。

セキュリティに関連するフィッシング詐欺は、安全をエサにした巧妙な手口として、近年では被害数が急増中です。セキュリティ対策を強化するとともに、必ず公式サイトにて「フィッシング詐欺」に関する情報を調べておきましょう。

事例4:Wi-Fiスポットの利用で通信内容が盗み見された

「パスワードがいらないWi-Fiスポットを利用したところ、通信内容が盗み見されていた。」

近年「フリーWi-Fiスポット」といい、無料でインターネットに接続できる場所が増えています。
しかし、フリーWi-Fiスポットのなかには「個人情報を盗むために設置された場所」もあるため、やみくもにフリースポットを利用することはおすすめできません。
悪質なスポットかどうかを見分けるためには、Wi-Fiスポットの提供者が誰なのか、どのような会社なのかを確認することが大切です。

個人情報の悪用や意図しない二次利用をされないように気をつけるべきこと

個人情報が悪用されたり二次利用されたりしてしまうと、金品における直接的な被害はなくても不安になってしまうはずです。

そこでここでは、個人情報の悪用や意図しない二次利用をされないよう、気をつけるポイントを解説します。

新しいアプリ、サービス利用時は安全性を確認する

新しいアプリやインターネットサービスを利用する際は、必ず安全性を確認するようにしましょう。

具体的には「口コミをチェックする」「友人に聞く」「運営会社を調べてみる」などで、特に運営会社のチェックはおすすめの方法です。ホームページがしっかり稼働していたり、電話やメールなどのサポート体制が整ったりしている会社は信頼できる可能性が高いです。

ダウンロード時は「このアプリにアクセス許可するもの」を確認する

アプリによってはアプリの動作と関係のないアクセス許可を求めるものも。不必要にアクセスを許可してしまうと、個人情報を悪用される可能性があります。

このような場合は、ダウンロード時に表示される「このアプリにアクセス許可するもの」を確認することで、アプリに不要な情報へのアクセス許可が求められているか判断できます。

不要な情報へのアクセス許可を求めている場合だけではなく、少しでも不安を感じる場合は、ダウンロードを中止しましょう。

「プライバシーマーク制度」の有無を確認する

プライバシーマーク制度とは、個人情報を適切に管理・保護できる体制が整っている事業者などに付与されます。事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。

プライバシーマーク制度を取得している会社であれば、個人情報保護法で求められる要求事項をクリアしているため、安心して情報を提示できるでしょう。

「健全な会社かどうか判断できない」という場合は、プライバシーマークの有無を確認するのも一つの方法です。

定期的にパスワードを変更する

各サービスやログイン時に必要なパスワードを守るためには、定期的にパスワードを変更したり第三者に推測されたりしないよう、複雑なパスワードを設定しましょう。

ログイン情報が悪用されてしまうと、知らない間に個人情報が流出したり、クレジットカードが不正利用されたりする可能性があります。

まとめ

インターネットサイトのなかには、名前や住所だけではなく、メールアドレスや電話番号などの個人情報の入力を求めるサイトも少なくありません。個人情報を不正に盗んで売る会社や、二次利用して有料サイトにつなげるという会社もあります。

無料で使用できるアプリやサービスは気軽で便利ですが、すべての会社が健全に運営されているわけではありません。

また、運営元が知名度の高い会社であっても、掲載されている広告が信頼できるとは限りません。インターネット上にはさまざまなサイトが存在していて、あの手この手で個人情報の入力を求めてきます。

「自分の個人情報が売られて悪用されることもある」と肝に銘じ、個人情報を求められた際は、運営会社やサービスの口コミなどを調べる心の余裕も大切にしましょう。

まずは自分の個人情報が流出してしまわないように、今回紹介したポイントを意識してインターネットサイトを利用してみましょう。

このように、私たちの日常生活には気づきにくいネットトラブルがたくさん潜んでいます。被害に遭った、不安があり悩んでいる、といった際はドコモの「ネットトラブルあんしんサポート」をぜひご活用ください。コールセンターにお電話いただければ専門スタッフが悩みをお聞きして、ネットトラブルの解決を全面的にサポートします。ぜひ一度ご相談ください。