SNSの投稿から個人特定や空き巣被害に遭う危険性が!被害に遭わないための対策とは

SNSを利用すると、より多くの人とコミュニケーションをとれたり、興味がある情報を簡単に得られたりするなどのメリットがあります。しかしながら、SNSに投稿した内容によっては、個人が簡単に特定できることがあります。そのため、空き巣に狙われるなどのトラブルも起こっているのが実情です。

そこで今回は、SNSの投稿から個人が特定されることがいかに危険かという点を取り上げたうえで、個人の特定を防ぐコツ、被害に遭わないために行える対策などについても詳しく解説していきます。

SNSの投稿から個人特定されることの危険性とは

SNSは、さまざまな人とのコミュニケーションできるツールであるため、気軽に身近な内容を投稿してしまうものです。職場や学校、自宅近くのお店が投稿写真に写っていると、特別な知識を持たない人でも、個人の特定は案外簡単にできてしまいます。
そのため、SNSへの投稿は内容に注意し、慎重に行わなければなりません。
ここでは、SNSの投稿から個人が特定されることの危険性について見ていきましょう。

空き巣に狙われる

SNSを日記のような感覚で利用している人は多く、なかには自分の身のまわりの出来事を事細かに記している人も見られます。しかしながら、SNSに自分の予定を細かく書き込む習慣のある人や、高価な持ちものを撮影して投稿するのが好きな人は、空き巣に狙われる可能性があるため注意が必要です。

たとえば、「○月○日から旅行で○○に行きます」「家族で○○にいるよ!」などの書き込みは、留守であることを暗に示唆する内容といえます。そのため、このような類の投稿をすると、空き巣の被害に遭う可能性が高まるといえるでしょう。

また、高価なジュエリーやブランド品などの投稿も危険です。高価なものを所持している人のなかには、SNSで多くの人に自慢したいという気持ちがある人もいるでしょう。しかし、高価な所持品は、個人の経済状況を把握するうえでの判断材料となるため、犯罪に利用されてしまう可能性があります。

部屋に侵入され盗聴器を仕掛けられる

SNSの投稿で留守だとわかると部屋に侵入するのは、空き巣犯だけではありません。盗聴器を仕掛けることを目的としていることもあります。「家には誰もいない」という情報をSNSに投稿しないように気をつけましょう。

ストーカー被害に遭う

SNSでは、見ず知らずの相手から突然メッセージが送られてくることもあります。たとえば、SNSに何気なく投稿した写真に位置情報が付加されている場合は、簡単に住所などが特定できるのです。そのため、SNSの投稿がきっかけとなって、ストーカー被害に遭う事件も多く発生しています。

近所のお店から家までつきまとわれる

SNSの投稿から生活圏が絞れる可能性は十分あります。たとえば、SNSに行きつけのお店に関する投稿をしたとしましょう。すると、お店の付近で待ち伏せをするなどして家までついていけば、自宅の特定ができます。自宅が特定されると被害が長期化するおそれもあるため、SNSに投稿する内容は十分吟味する必要があります。

SNSの投稿から個人の特定や空き巣被害に遭う可能性があります

先述のように、SNSに投稿する際には、写真をはじめとする内容にも十分気をつけることが大切です。ここからは、具体的にどのような投稿から個人が特定されたり、空き巣の被害に遭ったりするのかについて紹介します。

写真に写り込んだ生活圏のお店

SNSに投稿した写真から、ターゲットの生活圏が特定できる場合があります。特に、背景が写り込んでいる写真を投稿すると、個人が特定される原因になりかねません。

たとえば、背景に病院や店舗、駅、マンホールなどが写り込んでいると、簡単に生活圏が特定できます。その結果、そのターゲットが頻繁に利用している店舗などの情報をつかんだ不審者が偶然を装って近付いてくることも考えられます。悪意を持って近付いてくる相手と接触してしまうと、思わぬ犯罪被害につながるおそれがあります。このような理由から、住んでいるエリアが簡単に絞り込めるような写真の投稿は控えるべきです。

瞳に映った看板や電柱の文字

人物を撮影した写真をSNSに投稿した場合、瞳に映った看板や電柱の文字から住所が割り出される可能性もあります。室内で撮影した写真であっても、瞳に間取りや部屋の窓から見える景色が写り込んでいると、住まいが特定されることがあります。

旅行先からアップされた写真

旅行中に写真を投稿したり、「今○○に来ています!」などと投稿したりすると、空き巣の被害に遭う可能性があります。旅行先からSNSに投稿するということは、空き巣犯に対して、「今なら自宅に誰もいません」と公言しているようなものです。そのため、旅行中はリアルタイムでの投稿は控えましょう。

一人で留守番をしている様子の写真

一人で留守番をしている様子をアップするだけなら、「室内にいるから安心」と考える人もいるでしょう。しかし、一人きりで留守番をしていると判断できる投稿も危険です。空き巣犯やストーカーから身を守るためにも、お子さまや女性の場合は特に、一人で留守番をしていることがわかるリアルタイムの投稿は控えるべきです。

SNSの投稿から個人特定や空き巣被害を防止する対策

SNSの投稿から個人特定されないためには、有効といわれる対策を講じる必要があります。ここからは、個人特定を防止するための対策について解説します。

特定の人だけが見られるように公開範囲を限定する

一度でもSNSに投稿した内容は世界中に広がる可能性があり、完全に削除することはできません。そのため、SNSを利用する場合は、家族やごく親しい友人、直接かかわりがある人までを公開範囲として限定するなどの配慮が有効です。

写真のGPS機能をOFFにしておく

SNSに写真を投稿した場合、GPS機能をOFFにしていなければ、撮影日時や位置情報が簡単に特定できます。スマートフォンやデジタルカメラのなかにはGPS機能を備えているために、画像データに加えて位置情報などの情報が埋め込まれるものもあります。

このような製品を用いて撮影した写真を投稿する場合は、必ずGPS機能をOFFにしておきましょう。SNSは不特定多数が利用しているものであるため、自宅の住所や生活圏が知られるような投稿は特に危険です。

リアルタイムでアップしない

空き巣被害を防ぐためには、リアルタイムでの投稿は控えるのが無難です。「留守にしている」「一人で留守番をしている」などの写真や文章を投稿してしまうと、犯人に「不在」もしくは「一人で過ごしている」という情報を与えることになります。

また、旅行をしているときなどに、楽しい様子や現地での出来事などを友人にシェアしたいこともあるでしょう。しかし、自分の身を守るためにはリアルタイムでの投稿は行わず、帰宅後に投稿するなど、投稿するタイミングには十分注意することが大切です。

誰に読まれてもいい投稿内容に留める

SNSを利用するなら、投稿内容にも十分気をつけましょう。投稿する際には、個人が特定できる内容は控えるのはもちろんのこと、誰に読まれてもよい内容に留めることがポイントです。

たとえば、軽い気持ちで誹謗中傷などの書き込みをした場合、内容によっては人権侵害につながるおそれもあります。また、たとえ家族や友人の場合でも、本人の許可なく一緒に写っている写真などを投稿してしまうと後々トラブルにつながることもあるでしょう。SNSに投稿する際には、軽い気持ちや勢いで投稿するのではなく、投稿内容について今一度検討するよう心がけましょう。

まとめ

SNSはコミュニケーションツールの一つとして、多くの人に利用されています。しかし、使い方を間違えてしまうと、個人が特定されてしまったり、空き巣の被害に遭ったりするおそれがあります。

そのため、SNSと上手に付き合っていくためには、個人が特定できるような内容の投稿は控え、投稿前に十分内容を精査する必要があります。具体的には、「誰が読んでもよい投稿内容である」「リアルタイムで投稿しない」など、危機意識を持ったうえでSNSを活用していくことが大切です。

このように、私たちの日常生活には気づきにくいネットトラブルがたくさん潜んでいます。被害に遭った、不安があり悩んでいる、といった際はドコモの「ネットトラブルあんしんサポート」をぜひご活用ください。コールセンターにお電話いただければ専門スタッフが悩みをお聞きして、ネットトラブルの解決を全面的にサポートします。ぜひ一度ご相談ください。