スマートテレビとは?できることやセキュリティ対策を解説

携帯電話がスマートフォンへと進化していったように、テレビでも従来の機能に加えて、さまざまな機能を兼ね備えた「スマートテレビ」が人気になりつつあります。
しかし、そもそもスマートテレビとはどのようなものなのか、よくわかっていないという人も多いのではないでしょうか。

この記事では、スマートテレビができることや具体的な使い方、従来のテレビと比べた場合のメリットなどを詳しく解説していきます。また、スマートテレビの持つリスクについても紹介しますので、スマートテレビについて知りたい人、購入を考えている人はぜひ目を通してみてください。

スマートテレビとは?特徴やできること

最初に、スマートテレビとはどのようなテレビなのか、おおまかな概要について解説していきます。

スマートテレビは、簡単にいうとインターネットにつなげられるテレビをさします。こう説明すると、パソコンやスマートフォンとどう違うのか、疑問に思われる人もいるでしょう。スマートテレビはあくまでテレビが主体であり、そこにインターネット接続機能を持たせたものと考えるとわかりやすいかもしれません。

たとえば、パソコンはキーボード、スマートフォンは画面で操作するのに対して、スマートテレビはテレビのリモコンで操作します。そのため、資料作成などの仕事をするのには適しておらず、あくまで番組や動画を見るのが主な用途といえるでしょう。

スマートテレビでできること

スマートテレビは、従来のテレビのように地上波の番組を見られるのはもちろん、インターネットにつなげば、ほかにもできることが多くあります。

パソコンやスマートフォンでも利用されることの多い、動画配信サービス(VOD)を利用できるのは、その筆頭でしょう。動画配信サービスの利用により、海外ドラマやオリジナル配信番組などを好きな時間に見られるうえに、従来のテレビよりも多くの選択肢から見たいものを選べます。
また、パソコンやスマートフォンで動画配信サービスを利用する場合と比べても、テレビの大画面で動画を見られるのは、スマートテレビ特有のメリットといえるでしょう。

動画を見る以外に、スマートテレビではWebサイトの閲覧も可能です。大画面でサイトを見たい場合や、テレビを視聴中に検索などしたくなったときに使うことが多い機能でしょう。

また、インターネットに接続しているため、SNSとの連携も可能です。SNSの連携により、見ている番組の感想をリアルタイムで共有できるなど、より幅広いテレビの楽しみ方につなげられるでしょう。

スマートテレビをネットに接続するには?

あまり機械に詳しくない人は、そもそもスマートテレビをどのようにインターネットに接続すれば良いかわからず、面倒なイメージを持っているかもしれません。ここで、スマートテレビをインターネットに接続する方法を、押さえておきましょう。

スマートテレビをインターネットに接続するには、まずインターネット環境が必要となります。ブロードバンド回線が通っていれば、接続が可能です。
ブロードバンド回線が通っていない場合は、プロバイダとの契約を行ない、回線を用意する必要があります。

ブロードバンド回線を通し、インターネット環境を整えたあとは、その回線を利用してスマートテレビをインターネットに接続します。

接続方法には有線と無線の2通りがあり、有線であればLANケーブルでスマートテレビとルーターを直接つないでインターネット接続をします。無線の場合は、無線LAN機能が内蔵されているスマートテレビであれば、接続が可能です。Wi-Fiルーターとスマートテレビの接続を設定することで、インターネット接続が完了します。

スマートテレビのメリットを紹介

スマートテレビは、従来のテレビよりもできることが多く、その分利用者にとってのメリットが多くあります。ここでは、スマートテレビのメリットのなかでも、代表的なものをいくつか紹介します。

番組数が増える

スマートテレビの一番のメリットは、見られる番組数が増えることでしょう。動画配信サービスを契約すれば、地上波の番組だけでなく、そのサービスで提供されている番組も見られます。また、インターネットの動画サイトを使えば、そのサイトにある動画をすべて1つのテレビで見ることができます。

高い利便性

スマートテレビはテレビ番組や動画を見るだけでなく、インターネットにつないでパソコンのように、Webサイトの閲覧や検索もできます。このように、わざわざ別の機器を使わずとも、テレビ1つでさまざまな用途に対応できる利便性の高さも、スマートテレビの大きなメリットといえるでしょう。

また、音声での操作ができる製品もあるため、リモコンでの操作が面倒な人や、姿勢を変えずに操作をしたい人などに便利です。

アプリが使える

スマートテレビでは、スマートフォンと同じようにアプリをインストールして、利用することができます。ただし、スマートフォンのアプリがそのまま使えるわけではなく、テレビ用のアプリが別に存在するため、そのなかから使いたいアプリを選ぶことになります。

テレビ用のアプリとして多いのは、やはり動画系のアプリです。スマートテレビは主な操作方法がリモコン操作のため、Webサイトなどの操作が面倒な場合がありますが、テレビ用に作られた動画系のアプリを使うことでその操作がスムーズに済むでしょう。

また、動画アプリのほかにも、音楽配信系のアプリや料理系のアプリなどさまざまありますので、用途や好みに合わせてアプリをインストールして使ってみてください。

スマートテレビのセキュリティリスクについて

スマートテレビは、インターネットに接続することでさまざまなメリットが得られる反面、インターネット接続によるセキュリティ面のリスクもあります。
ここで、スマートテレビのセキュリティリスクについて押さえておきましょう。

スマートテレビをインターネット接続することにより、下記のような問題が起こる恐れがあります。

· 第三者による遠隔操作
· 個人情報の流出
· 音声認識機能を悪用した盗聴

第三者による遠隔操作

遠隔操作は、スマートテレビに不正アクセスした第三者が、離れた場所からスマートテレビを操作するというものです。スマートテレビはインターネットに接続することが可能なため、インターネットを介してテレビのマイクや内蔵カメラにつながれてしまい、さまざまな不利益を被る恐れがあります。

個人情報の流出

第三者がスマートテレビにアクセスし、個人情報を盗み出すことも可能です。具体的には、インターネットに接続して会員登録が必要なサービスなどを利用する際、そこで入力した個人情報を盗まれる可能性があります。

支払いが必要なサイトなどでは、クレジットカード情報を入力することもあり、そのような情報を盗まれてしまうと金銭的な被害にもつながりかねません。

音声認識機能を悪用した盗聴

スマートテレビのリスクとして、音声認識機能による盗聴があります。これは、音声認識機能が付いているスマートテレビの、音声入力用のマイクから入った音を盗聴されてしまうというものです。

通常、音声認識はあくまでテレビを操作するためのものですが、インターネットを通して第三者がスマートテレビに不正アクセスをすると、機器から入力された音声が流出してしまう可能性があります。

このような問題は、パソコンやスマートフォンでも起きかねないものです。しかし、スマートテレビでは利用者があまりセキュリティ面を意識しておらず、結果としてセキュリティが脆弱になることがあります。
パソコンと同じくセキュリティソフトを利用したり、頻繁にバージョンアップを行なったりして、セキュリティ対策をすることが重要といえるでしょう。

まとめ

スマートテレビは、一言でいうとインターネットにつなげられるテレビのことです。従来のテレビの機能に加え、インターネットに接続することで、動画配信サービスの利用やWebサイトの閲覧ができるようになります。

スマートテレビをインターネットに接続するためには、プロバイダと契約をしてブロードバンド回線を通す必要があるため、普段からパソコンを使わない人はあらかじめ環境を確認しておきましょう。

見られる番組が増える、アプリが使えるなどと便利なスマートテレビですが、一方でインターネット接続によるセキュリティリスクもあります。そのため、パソコンなどと同じように、十分にセキュリティに注意して使うことが大切です。

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