SNSがきっかけで、空き巣の被害に…!?

SNSが爆発的に普及した今日、住む場所や職場や学校など、所属するコミュニティが変わっても気軽に連絡がとり合えたり、お互いの近況を知れたりと、メリットが数限りないことは多くの人が知るところでしょう。

しかしこのSNS、楽しく活用していたつもりが、思わぬ犯罪被害につながる事案も近年急増しています。何気ない一般人の投稿に狙いをつけ、SNS上でターゲットを探し出す犯罪者の手口とは、どのようなものなのでしょうか。また、どんな対策を講じるべきなのでしょうか。

あなたのSNS投稿は、泥棒に見られている!?

Aさんは学生時代から旅行が趣味で、結婚して家庭を持つようになってからも家族と旅行に行くのが大好きでした。さらに、Aさんは旅行中の思い出をかたちに残す意味でも、また仲間との交流のきっかけにする意味でも、SNSのフォロワーと写真や情報を共有するのが好きでした。そのため、今回事件が起きたある夏の家族海外旅行でも、子供の写真や景色、泊まったホテルの中など、常に写真を撮れるようにスマートフォンを手放すことはありませんでした。

旅行初日の夜も複数回にわたって、旅先から写真やメッセージをSNSに投稿していたAさん。家族全員で撮った写真を載せ、具体的な場所や時間の情報も併せて投稿しました。なにも人に知られて恥ずかしいようなことでもないので、隠す必要など感じてもいなかったからです。

そうして約1週間の家族旅行を終えたAさん家族は、ひと夏の思い出とお土産を持って帰宅しました。しかし、家に帰ると異変が起こっていました。物が散乱し部屋が荒らされているのです。さらに、金品や通帳などもごっそりと無くなっていたのです。明らかに空き巣に入られていました。